私の体で価値のある部分。
実は私のこの耳かもしれない。
2年以上にわたって、毎週オンラインレッスンを継続されている英語講師(同業者さん✨)の方からのお言葉。
「大塚先生の耳は神耳ですよね!
どうして大塚先生は、私がどうやって発音しているのかわかるのですか?
なぜ、そんなに細かいことまでわかるんですか?
自分でも気づいていないことが、なぜわかるんですか?」
英語を教えている人なら、英語を話せる人なら、当たり前のようにできることかもしれない。
でも、そうでもないのかもしれない、とこの先生のコメントで思いました。
自分で理由を考えてみました。
そして、その先生にお答えしたのは・・・
「たくさんの言葉を勉強して、話していたからかもしれない」
という結論。
子供のころにピアノを習っていて、
中学時代は吹奏楽部でクラリネットを吹いていました。
言葉ではないものの、音を「集中して聞く」ということや、どうしたら「美しい」「正しい」「音程が定まっている」音を出すか、ということは気にしていたと思います。
その後、高校1年生が終わってすぐに、交換留学生として1年間オーストラリアに滞在しました。
私の言語との出会いはここが最初です。
(中学校時代は、大の英語嫌いでした。)
その時に、「この音(英語の発音)はどうやってこの口から出ているのだろうか?」と思いました。
そして、一生懸命真似しました。
ブラジルに行った時にはポルトガル語の音を聴いて真似し、
サラリーマン時代には韓国語の音を聴いて真似し。
話すために、生きるために必死でした。
その言語の正しい音を自分の口で作れないと、コミュニケーションが成り立たないから。
そして、馬鹿にもされるし、教養が低いと思われるケースもあります。
これらの経験があるから、口や舌や唇や、下あごや上あご、そして、体をどうやって使って、どんな口の中の状態で息を出しているのか、というのがわかるのだと思います。
そして、それを具体的に説明できるので、受講生は無意識でやっている口の動き(発音)を意識下に置き、自覚してトレーニングしていけるのです。
実は、単語や文法、語順などは一人でも勉強できます。
しかし、音(発音、発声)については一人では勉強しにくいものです。
無意識でやっていることだから。
録音したりして、自分で調整することもできますが限界があります。
それは、そもそも音に関する正しい理論をその人自身が持っていない場合が多いから。
私たちは大人なので、現状の音と、理想の音のギャップを埋めるために、理論がある方がわかりやすいです。
英語の発音矯正レッスン、英語の歌の発音レッスン(表現力に直結しますね)
客観的なあなたの音の分析と、
理論に基づいた指導と、
無意識を意識下に持ってくるトレーニングで貴方の音(声、発声、発音)をブラッシュアップしませんか?
貴方をちゃんと、声を使って表現できるようにしましょう。
ご興味ある方、レッスンします😊
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