英語のお仕事について。大学でも教えています。
最近のできごとで印象に残ったことを少し。
Aさん:修士課程で来年は博士課程へ。
TOEICの点数が来年の春までに必要な方でした。
約半年で600点前後から740点までに延ばし、要件を満たすことができました。
IPテストと公開テスト1回ずつ、受けました。
もうすぐ11月のTOEICの公開テストの点数も出るでしょうが、これも要件以上のスコアになると私は思っています。
この間には、国際学会での発表や普段の研究、いろいろとお忙しい中での学習でした。
発声にハンディキャップがあるので、英語学習に有効とされているトレーニング法の一部にはその学生さんにはできないことや、とても難しいことがあります。
それでもコツコツ、時には一息つきながら、着実に進んできました。
要件を満たすための目標スコアが、余裕をもって取れて私もとてもうれしかった!
そこに至るまでの彼の素直さと努力が何よりも素晴らしい。
できないことがあるのであれば、別の方策を考える。
時間がかかるのであれば、時間をかければいい。
何一つ、一直線に進むことはない。
いろんな方向から一つを見ることによって、形は作られていく。
このような学習者に出会えることがなによりもうれしく、そして一緒に人として学んでいけることが指導者としてなによりもありがたいことです。
桜エンタープライズ 大塚 桜
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