スペイン語の曲を歌いたい生徒さん。
しっかり宿題や課題を自宅で復習してレッスンにいらっしゃいます。(素晴らしい)
外国語の曲、となるとどうしても言葉と音と譜面とのすり合わせ、がレッスンの中の時間で多くなってしまいます。
その中で、その方のキーに合っていると思われるのに「どうもこの音が出ません」とおっしゃる。
で、ワンポイントアドバイスをお伝えすると「あ、こっちのほうがいいですね。こっちのイメージでやってみます」と気づいてくださいます。(ちなみに、この方は、さらに深いボイスレッスンも一緒に受講されることになりました。トータル2時間のレッスン。がんばりやさんです!)
息をする、声を出す、話す、ってものすごく無意識。
それは日本語ならなおさら。
無意識を、意識すると、変わります。
そして、作らない声で歌えると、その人自身が楽です。
つまり、聞いている人が楽。
みなさんは、どんな声を出していますか?
みなさんは、どんな息をだしていますか?
みなさんは、どのように口を使っていますか?
あなたは自分の声に向き合ってますか?
あなたは、自分の体で聴いていますか?
あ、ちなみに「その方のキーに合っていると思われる」と書いたのは、自分で息や声や口を意識してコントロールできてからでないと自分に合ったキーを決めるのは難しいからです。
自分で持ってきたその曲のキーが本当に合っているかどうかは、まだまだ先にわかることです。
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